こんばんは、名古屋のキャリアコンサルタント金子 玄です。
今日は「多様化する時代から転職先を考える」です。
添付の記事は、
自動車の価値観・使われ方が多様化しているという記事です。
マイカーは所有しない時代へ
今日は、モノ・サービスを提供している企業の将来性について、
価値観の多様化という視点から、考えてみます。
価値観が多様化している
=中途半端が一番リスクが高いということ
感覚的な部分もありますが、価値感が多様化=大量生産・大量消費の時代の崩壊を意味しますので、
極論を言えば、
商品サービスのラインナップが多い会社の方がリスクが大きく、
商品をセグメントし、一定以上の需要がある商品をもてている会社が優位性を
発揮しやすいと考えます。
要は
中途半端にどこでもある商品・サービスを一通りに品揃えをしていては、
消費者にとっては、魅力的に映らないことを意味します。
他方、転職先を決める選択肢として、
会社規模を選択される方がいます。
どれくらいの規模で安心を感じるかは、個人差がありますが、
共通しているのは、
漠然とした規模の大きさによる安心感です。
しかし、価値観の多様化という視点から考えると、
下手に規模があり、モノ・サービスの方向性が中途半端に持っている
(ある程度ラインナップが持てる)
企業の方が、そのラインナップの品揃えで固定費が膨らみ、
リスクを多く持つことになります。
なぜなら、固定費はその名の通り、固定されている経費なので、継続的に発生し、
収益を圧迫していくからです。
その点では、企業規模が小さくても、
ある商品郡では、一定のマーケットを確保できている企業の方が、
固定費は当然少なくなり、また顧客が限定されている為、
次の商品開発におけるマーケティングがしやすく、
収益効率は高いと考えます。
という点においては、
会社規模の大きさ=会社の安定感とは、必ずしも比例しません。
以前はリアル店舗は規模の大きさが品揃えの価値ではありましたが、
ネット社会となり、環境は変化していると言えます。
他方で、一見矛盾しているように映るかもしれませんが、
圧倒的で、絶対的な商品ラインナップを揃えると、
優位性が高くなります。
(欲しい商品・サービスがここにはあると認知されるので。)
誰しも、安定している会社には入りたい
誰しもが、先行き不安なので、安定している会社に入りたいというのは、あると思います。
しかし、それを企業規模だけで判断するというのは、
早計な判断と言えます。
明日は誰にもわかりませんが、
明日を予測することは精度の差があれ、可能です。
目に見えるものばかりではなく、情報を収集し、
判断していくことも転職先選びでは、重要になっています。
キャリアコンサルタント 金子 玄
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