2012年10月5日金曜日

「良い企業があれば転職したい」を実現できている人はほとんどいない【再編集:ブログ】



こんにちは、キャリアコンサルタントの金子 玄です。

過去facebookページで取り上げた投稿を再編集した
エントリー記事です。

今回は
「良い企業があれば転職したい」を実現できている人はほとんどいない
についてです。

作成時期は2012/06/08

「良い企業があれば転職したい」

このスタンスで転職は出来ません。


とある企業のリスティング広告のキャッチフレーズで

“「良い企業があれば転職したい」と考えている方はこちら”

というのがありました。

この言葉が転職活動のきっかけになることはある話ですが、
このスタンスで転職できるほど、世の中は甘くありません。

ただ意外とこのスタンスで転職できると思っている方が
いらっしゃるのも事実かなとも思っています。

もちろん、世の中そう甘くはないですよという話を
事例や私の実体験を含めてお話をさせていただくので、
その過程で多くの方はご納得いただいたり、気づきを得ていただけるのですが、
中には腹落されず、そのままご縁が遠ざかったりする方もいます。



この差はどこで生じるのでしょうか・・・。



危機感や課題意識の差は

仕事への取組み姿勢の工程の差


私は危機意識や課題意識の捉え方の差が
共感の差の有無を分けるのでは?と最近思います。

もちろん、私の対話力の低さがあると前提で認識しております。

しかし、
危機意識や課題意識のアンテナが高い方であれば、
日常業務や顧客折衝時、もっと言えば日々の新聞記事など様々な場面で、
世の中の変化や時代の厳しさを感じます。

そしてそういった体験や経験・情報から、
転職もそう甘くはないことに腹落ちし、
理解いただける機会が多いように思います。

一方で、それらの体験や経験・情報がなければ、
当然共感接点が持てず、
結果、目線がすり合わないのではと仮説が立ちます。

また、これは自分が意識した時をきっかけにして、
それ以降積み重ね、且つ
徐々に研ぎ澄まされていくものなので、
積み上がらない方は言葉を選ばず言えば、
いつまでも積み上がらず、現状のママになります。

結果、年々差が大きくなり、
気が付けば、双方相容れないという状態に陥ります。



見方を変えれば、
仕事への取組み姿勢の高低が
共感接点を持つ有無とも置き換えられるとも言えます。

つまり、危機感や課題意識の話題に対して、共感度合いが高い方ほど、
仕事に対して真摯に向き合っている方
(それだけ、体験や経験・情報を有している方)なので、

例えば、その共感できるタイプかどうかは、いくつか質問すれば、
判別がつき、企業の採用の判断基準の1つにもなり得ます。

共感一つで、相手に自分が分かってしまうと思うと
ちょっと怖いですね。

だんだん内容が自分に言い聞かせる戒めになってきました笑。
私自身ももっと人に気づきを与えられるよう、
色々経験を増やしてアウトプットの質を上げていきたいです。
オチが私になってしまい恐縮です。
皆様、良い週末を。

キャリアコンサルタント 金子 玄



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